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クリスマスベーキング

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ノルウェーのクリスマスの時期には欠かせない、ペッペルカーケ(ジンジャーブレッドクッキー)。

クリスマス前の週末も今週末で最後、週末はなんだかんだと雑事で忙しく、ベーキングをする時間がありそうでないので、週日ですが今日は娘が学童を早めに抜けて帰宅し、私と二人でペッペルカーケづくりをしました。天板5枚分焼きました。そのうち一部はアイシングでデコレーション。

小さな息子は私たちの台所での作業中、私の足につかまって始終膝によじ登ろうとしていたので、息子を転倒させないよう私は座りっぱなしでしたが、娘が私に代わって型抜きしたペッペルカーケをオーブンに入れたり、焼きあがったものを取り出したり、進んでよく動いてくれました。ありがとう。毎年のように一緒に焼いているペッペルカーケですが、生地の型抜きの効率がよくなったり,めんぼうの使い方が上達したり、その他手伝ってくれることが多くなったり、毎年ちょっとしたことに娘の成長を感じます。
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# by sayurian | 2016-12-16 08:04 | 子ども

学芸会

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赤い鳥 小鳥 なぜなぜ 赤い 赤い実を食べた
・・・灰色の鳥は何食べる?


今朝 娘たち小学3年生の学芸会が ありました。
3クラス合同で行われたもので、雀たちとウソたちが寒い冬の日小麦の穂をめぐって争い、でも最終的には和解して食べ物と暖を分かち合うという内容の小さな劇が披露されました。
娘は小雀の役、グレーのトップスに黒いパンツという地味な色のコスチューム(写真)でした。鳥の羽やくちばし付きのお面などのプラスアルファはなく、服の色で雀であることを示すだけ。
ちなみにウソ役の子どもたちは赤のトップスに黒のボトムスでした。

小道具も舞台の背景もなく、体育館の中央で行われた約15分の劇。
娘によると、おとといのゲネプロではセリフを忘れる子が続出で、劇を父兄の前で発表できるかが危ぶまれるような状態だったそうなのですが、
今日私たち親が見ていた限りではどの子もセリフ、完璧でした。娘は劇中でセリフを言うところが2か所あって、家でも私と何度か練習したのですが、本番でも忘れずに言うことができました。娘の親友のEちゃんは劇の終わり近くでソロイストのひとりとしてJul i svingen というクリスマスソングを歌いました。相変わらず堂々とした立ち姿で、娘と一緒にとても感心しました。


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ダンス、ブラスバンドの発表会、学童のクリスマスショー、それに今日の学芸会。娘関係の1年の締めくくりの発表会はこれで一通り終了です。
学校のクラスでの活動に加え、習い事、ブラスバンドなどの課外活動でも娘は本当によく頑張りました。娘の性格もあって、主役やソロイストに立候補することはなかったものの、ほかの皆と一緒に何かを披露したいという気持ちは強いようで、今回も誰に強要されるわけでもなく、劇への参加を希望したり、前の学童のクリスマスショーでも舞台に立ったり。生来の感覚過敏(聴覚過敏・触覚過敏)などもあって、わいわいがやがやとした子どものグループの中に存在するということが難題に感じられていた保育園時代と比べて、なんという前進でしょう。劇のあと「おかあさんは何が嬉しかった」と娘に聞かれたのですが、娘が集団の中の一員として楽しそうに劇に参加できたことが何よりも嬉しかったです。よいものを見せてくれてどうもありがとう。


# by sayurian | 2016-12-15 08:06 | 子ども

聖ルチアの日 Luciadagen

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12月も中旬となり、聖ルチアの祝日(Luciadagen)がまた巡ってきました。「ルチアの日」で思い出深いのは、娘が保育園に通っていた当時園内で毎年行われていたお祝い。男の子も女の子も白い服を着て、頭や腰に金銀のモールを巻いて、まるで星の世界の子どもたちのような清らかで愛らしい姿でルチアの日の行進に参加します。男の子はコーン型の帽子をかぶり、手には星のついた棒をもって、stjernegutt (星の男の子)になります。また年長組の女の子の中で一番誕生日が早い子が聖ルチアに扮し、頭にろうそく型の電飾のついた冠を乗せて先頭を歩きます。娘も保育園での最後の年に聖ルチア役をつとめたのですが、しずしずとした「ルチア歩き」を家でずいぶんと練習したのを覚えています… 娘も保育園を卒園してしまい、通っている小学校ではこの日のお祝いは特に行われていないため、ここ数年子どもたちの可愛い白服姿が見られず少し寂しい思いをしています。息子が保育園に通いだしたら、息子のstjernegutt姿がきっと見られるはずなので、今から楽しみです。

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娘が保育園児だったころ着ていたルチアの日用の白い服。赤いサテンの帯は実は「殉教の象徴」なのだとか。
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さて、ノルウェー(そして隣国スウェーデン)ではルチアの日にサフランで黄色く色づけされたlussekatt ルッセカットというパンが食べられるのですが、娘の好物で、今年もどうしても食べたいというので、ルチアの日直前の週末の日曜日に家族でlussekattを焼きました。

パン生地づくりに
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成形、そしてレーズンで飾り付け。綺麗な焼き色を付けるためにオーブンに入れる前に溶き卵を薄く塗ります。

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合計30個焼きあがりました。夫も娘も小さな息子も手が伸びる、伸びる。
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このlussekatt, 聖ルチアの日に街のあちこちのベーカリーでも買うことができます。
寒い冬の日にコーヒーと一緒にいただくと、ああ12月、と季節を感じます。

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# by sayurian | 2016-12-12 08:13 | 暮らし

クリスマス市


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夫と娘と息子と、親戚のH姉さんと。日曜日の午後向かった先は…
先週末訪れた市とはまた別の場所にあるクリスマス市。
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暖房が効いているお店内でグロッグを飲み、


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市の屋台の品物を眺めつつ、しばらく歩き回ったものの、ここに来た第一の目的は
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昨年の12月も娘が夫とふたりで乗って、それ以来娘が何度も話題にしてきた観覧車に娘にまた乗せてあげること。
昨日はクリスマス前の買い物で娘をあちこち連れまわしているうちに1日が過ぎて行ってしまったので、今日は娘のお楽しみの日にしてあげたいと私も夫も思っていました。12月中に観覧車に乗せてあげるねと以前から娘には約束していたのですが、今日乗せると知った娘は嬉しさのあまり大興奮!
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観覧車は苦手だし、私は下でV(息子)を見ていてあげるから3人で乗っていらっしゃいよ、というH姉さん。
娘も「今度はお母さんとの乗りたい」と言うし、H姉さんの有難い申し出に感謝しつつ観覧車に乗ったのですが、ゴンドラには壁がない上に、天辺付近でゆらゆらと揺れを感じるので、高所恐怖症の私は血の気がひくのを感じました。ゴンドラに乗ってゆっくり3回転。手のひらに冷や汗をかいている私にとってはその乗り時間が長く感じられたこと!内心早く降りたい気持ちでいっぱいだったのですが、あまりの怖さにその言葉さえでない。それでも天辺からの眺めはよく、国立劇場の建物の全体がよく見えましたし、クリスマス市が開催されている広場のスケートリンクで人々が楽しそうにアイススケートをしている様子を見下ろすことができました。
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娘はいつものように、持参したぬいぐるみたちに景色を見せつつ、「あのブラウンの建物は市庁舎だよ。いろいろなものが見えるね!」などと喋りまくっていました。
夫は娘がぬいぐるみをゴンドラから落とさないか気が気でなく、「お人形はしっかり握っていなさい。万が一落としてしまっても、お人形はけがをしないはずだし、君はゴンドラから乗り出して騒がないようにしなさい」といつになく真剣に注意していました。
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観覧車のあとは娘にせがまれて回転木馬へ。
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娘は夫に頼み込んで、結局こちらにも乗ることができました。木馬にはそれぞれ名前がついているのですが、娘はニコラスにまたがり、満面の笑顔。
私たち大人は息子と一緒に柵の外で待っていたのですが、待っている間にも外はどんどん寒くなってきて、H姉さんは凍えてしまったようでした。
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娘が木馬から降りてきて、クリスマス市訪問の目的はこれで果たせたということですぐに家路につきました。
ゆえに市自体の写真はこれといったものは撮れなかったのですが、それはまたの機会に。

あちこちの街角にはクリスマスツリーのほかクリスマスらしいイルミネーションや飾り付け。グランドカフェのバルコニーの飾りつけ、上品で気に入りました。
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昨日でクリスマス用のギフトの買い物がほぼ終了し、おかげで今日は少し羽を伸ばすことができました。
あと我が家で必要なのはいつもより念入りな掃除と片付けで、クリスマス前の「することリスト」の最上位にリスティングされています。

一番下の写真は昨日ギフトを買ったショップで目に入った花器とグリーン。花もきれいで大好きなのだけれど、自然を強く意識させられるこのようなグリーンのアレンジメントもいい。
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# by sayurian | 2016-12-12 07:49 | 子ども

学童のクリスマスショー


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娘の通う小学校の学童のクリスマスショーがありました。子どもたちの父兄その他家族を招いてのショーなので当然ながらその日の学童の終了を待ってのスタートなのですが、外はまるで真夜中のように暗い。会場は近所のナイトバー付設のコンサート会場。正面のネオンがいかにもナイトバーらしい。ストローラーは建物の外に置かねばならず、家から会場への移動中にストローラー内でぐっすり眠りこんでしまった息子をどうしようか、私か夫が家に連れて帰ることも検討したのですが、幸い息子の睡眠は深く、抱き上げて抱っこ紐に移動させても、周囲で物音がしても全く目を覚ますことをしなかったので、息子の泣き声を聞くことなく入場することができました。ホール内は人でごった返しており、家族で座る場所を見つけるのも一苦労でした。バーでは焼き菓子や飲み物の販売もありましたが、あまりの列に食べ物を買うのを最初からあきらめたほどです。
 
娘は合唱隊のメンバーでショーの出番としてはトップバッターだったのですが、ショーの間、ここで1曲、ここでまた1曲というように舞台に何度も出て細切れに歌わねばならず、そのため常に舞台のそでに控えている感じでなかなか大変そうでした。小学1年生のときからずっと続けてきた合唱。皆と歌を歌うのはとても好きだけれど、人に見られたり注目されたりするのは大きらい、という娘はこれまでこのようなショーでは一番後ろの列の、背の高い子どもの陰に隠れるようにして歌っていましたが、今回ははじめて、観客に見えるような立ち位置を自ら選びましたし、観客の中に私たちの姿を見つけて手も振ってくれました。娘の成長が感じられた日でした。

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劇やブレイクダンス、シアターダンス、カポエイラ、テコンドーなどショーでは様々な演目がありました。
娘の親友のEちゃんはシルバーのトップハットを被って最前列でシアターダンスを披露してくれましたが、綺麗なうえに舞台慣れした自信あふれる表情で、そのまま映画やCMに出演できそうなぐらいでした。娘もダンスを踊る大勢の子どもたちの中で友達のEちゃんばかり見ていたらしいのですが、「私が合唱で歌を歌を歌っている間、Eちゃんも私の方ばかり見ていたよ」と私に教えてくれました。仲のよい友達同士なのですね。

このほか娘とEちゃんともう一人の友達が出演するショートフィルムの上演もありました。3人ともお面をかぶって雪の結晶(snøfnugg)を演じたのですが、自分たちが世界のどのあたりに降ったのか、その場所の気候はいかなるものか、天上の世界の何が恋しいかなどについて教えあうという内容でした。お面で顔が隠れている安心感もあってか、カメラがまわっていても娘は普段通り話ができていたように感じました。創造性が感じられるヴィデオでした。(ちなみに息子はショーの最後の方まで眠り続けていました) 

娘や仲良しの友達が普段学童でどのような活動を行っているのかがよく伝わる、よいクリスマスショーでした。子どもたちの興味をひき参加を楽しめるようなさまざまなアクティヴィティーを企画実行してくださっている学童のスタッフの皆さんに心より感謝。

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毎朝火をともしているアドベンツキャンドル、どんどん短くなってきています。日はとぶように過ぎていきます。
娘が出る12月の発表会も残りあと一つです。

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# by sayurian | 2016-12-07 05:41 | 子ども


北欧・ノルウェーに住んでいます。古くて美しいものを収集すること、そして森を歩くことが好きな私の日々の生活について綴っています。


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